ゲームを作ったり作らなかったり

ゲームを作ったり作らなかったり。作ってる時はUE4/モデリング/レベル・サウンドデザイン等、作ってない時はインディゲーム・SteamやModの話題等。

一年後のEpic Games Launcher

今回の記事はPCゲーム Advent Calendar 2019 18日目の投稿です。

adventar.org

また、ちょうど1年前の記事「Epic Games Launcherを使ってみよう」の続きになります。

devornot.hatenablog.com

Epic Games Storeの展開が始まった2018年12月から1年後、あれから何が変わったのか?というお話です。

始めに

Epic Games Launcherと銘打ってはいますが、Epic Games Storeの話も含みます。

前回の記事でストア部分についても触れていたので。

なお、変更点については詳細に記録していたわけではないので記載漏れや間違い等がある可能性があります。

ライブラリ

まずはライブラリから。

こちらが去年の今頃に撮影したライブラリの様子です。

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そして今年12月の様子。

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すぐ目につくのが、画像が縦長になって一列で表示できる数が増えている点。

続いて、並べ替えフィルタが実装されています。

並び替えは最近・アルファベット順、フィルタはすべて・インストール済のそれぞれ2択。

非ゲームとゲームの切り分けはまだ無いようです。要望自体少ないのかもしれません。

ちなみに右上のアイコンから表示方法を変更出来ます。

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小さいアイコンでの表示に切り替わります。

また、右上を見るとライブラリ内の検索も可能になっています。

 

そしてゲームごとのオプション機能はプレイ時間とバージョン表記が追加、ゲームによってはクラウドセーブのオン・オフが追加されています。

ちなみに、去年の時点ではオーバーレイ機能はありませんでしたが、現時点で実装されているようです。

対応しているゲームで表示され、インゲームでの課金に使えるとの事。

ストア

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インターフェイスに関してはライブラリよりこちらの方が大きく変わったかもしれません。

・トレーラーなどの動画の埋め込み

・各種エディションの表示

・シーズンパスやアドオン・DLCの購入

ソーシャルメディアへのリンク

・検索機能、カテゴリ等

これらが追加されています。

なお決済に関しては特に変わらず、クレジットカード・PaypalAmazon Payの三択です。

この点に関してはキャリア決済対応が予定されているものの、去年の時点で1年後くらいの予定だったのでこれから。

また、ショッピングカート・ウィッシュリスト機能は未実装です。

三者機関またはユーザーによるレビュー機能、Modサポートもまだ実装されていません。

フレンド

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去年の時点では恐らくEpic Gamesアカウントを名前指定してフレンド登録する事しか出来なかったので言及していませんでしたが、現時点ではFacebookまたはSteamと連携してフレンド登録できるようになっています。

ちなみに、この第三者サービスとの連携にあたっては基本的にユーザーが手動で有効化する必要がありますが、Steamとの連携を有効化する前からランチャーが自動的にSteamのファイルを使用するという出来事がありました。

ちょうどEpic Games Storeでの独占販売が話題になっていた頃だったのである程度話題になっています。

セキュリティ

ランチャーへのログインに二段階認証が使用出来るようになっています。

二段階認証には認証アプリまたはメールが使用出来ます。

ランチャーのアカウント名をクリックしてアカウント管理を選択するとEpic Gamesの公式サイトにリダイレクトされるので、セキュリティの項目から二段階認証を有効化する事で使用可能になります。

ロードマップ

ランチャーまたはストアに関するアップデートのロードマップはTrelloにて公開されています。

https://trello.com/b/GXLc34hk/epic-games-store-roadmap

ロードマップの内容には実装予定時期も記載されていましたが、遅延する事が発表され、時期についての記載は無くなりました。

最後に

去年と比べてみると、ランチャーにいくつか機能追加が行われています。

ユーザーにとって嬉しいのはクラウドセーブへの対応でしょうか。僕がインストール済みのゲームではまだ対応していないようでしたが・・・。

ライブラリのインターフェイスに関しては、並び替えだけでなくカテゴリやフォルダも実装してもらいたい所で、まだ手が行き届いていない感じがします。

ストアに関しては、表示方法が改善されている一方でユーザーに連なる機能が不足しているように感じます。ショッピングカートなどはストアなら必須機能だと僕は思いますが、まだタイトル数がそこまで多くないので急ぐ必要は無いのかもしれません。

ちなみに、去年の時点で始まっていたゲームの毎週無料配布はなんと今でも継続されています。僕のライブラリにはいつの間にか50個以上ゲームが並んでいました。

 

去年の記事の最後に書いていた、アカウントのメールアドレス変更機能は無事実装され、僕はアドレスを変更することが出来ました。Epic Gamesの公式サイトから可能です。なお、一度変更すると一定期間変更出来なくなるので注意が必要です。