Substance Alchemistの正式提供とライセンスの変更について
Allegorithmicより、Substance Alchemistが正式提供されるという事と、Substance製品のライセンスに関する変更がアナウンスされました。
ボーンデジタルさんより日本語訳も出ています。
内容を簡単にまとめると、
・2019年11月からSubstance Alchemistが正式提供され、サブスクリプションに含まれる。
・サブスクリプションライセンスの価格は現行維持。
Indie年間サブスクリプションは239ドルから219ドルに値下げ。
永久ライセンスを所有している場合、2019年12月31日までは149ドルで年間サブスクリプションに移行出来る。
・substance3D.com(公式サイト)での永久ライセンス販売は2019年11月で終了。Steam版は引き続き購入可能。
・バイアウトオプション(サブスクリプションから永久ライセンスへの移行)は2019年11月より前にサブスクライブしていれば2020年10月31日まで移行可能。
永久ライセンスの更新は2020年10月31日までアプリケーションごとに75ドルで可能。
・SubstanceはAdobe Creative Cloud All Appsの一部では無い。
こんな感じです。
まずはSubstance Alchemistが遂に正式投入されるという事で、サブスクリプションでそのまま使えるようになります。
次に、各ツールの永久ライセンス販売が終了し、本格的にサブスクリプションモデルに移行するようです。永久ライセンスの更新は1年後までは明言されていますが、その後も更新可能かは分かりません。Steam版は継続して販売するという事で、インディ開発者を意識した戦略は変わっていないようです。
最後に、SubstanceがAdobeCC入りしてはいないとはっきり明言。サブスクリプションモデルに移行するけど、Adobeとは独立したライセンス提供をする、という形のようです。
ちなみにAlchemistがサブスクリプションに含まれるとの事ですが、Steam版でスタンドアローンとして出る気配は無さそうです。